鈍感な男になれ
ロンドンに来て2週間
街は綺麗だし、人は暖かい。
要するに激アツファンタスティックエブリデイなのだ。(しゅうゲームズ)
しかし新しい環境にストレスはつきもの。
なんだかハゲてきた?ロンドンの硬水のせいか、歯にコーヒーと紅茶のステインがついた?いやこれは虫歯か?なんて心配性の僕に、家族から衝撃の一言。
「もっと鈍感に生きろ」
“鈍感に生きる”とはどういうことか。
難しい。
ハゲかけたおじさんが、これは気のせいだ!?!なんて言ってたら3年後には髪はなくなるだろうし、なんか焦げ臭いぞ?いや気のせい気のせい!!なんて言ってたら火事だらけになる。長州さんがドッキリにキレて大変です!ええい!そんなの気のせいだ、こっからもう一つのドッキリを仕掛けろ!なんてやってたら、リキラリアットで日本人は絶滅するだろう。
鈍感に生きる。
専ら見当がつかない。
人々は言う「ポジティブに生きろ」
“ポジティブに生きる”とはなんぞや。
髪の毛が後退してきた?バカ言え、俺が前進しているんだ。なんか焦げ臭いよお父さん。この匂いも楽しめ息子よ。長州さんが怒っています!!え、でも何言ってるか聞き取れないから気にしなくていいでしょ?
これもまた違う気がする。
男は言う「がっきーと結婚したい」
人々は言う「現実を見ろ」
“現実を見る”
これは分かる気がする。
ハゲのおじさんががっきーと結婚できるわけがないし、俺が前進しているんだ?そもそも意味が分からない。早く湘南美容外科クリニックに通ってくれ。
しかしこれは、夢を諦めた大人の常套句だ。
人生は変えられる。
怪しいビジネスではありません。
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ロンドン塔の前で1人寂しくブログを書いてると、手がかじかんできた。
何が言いたいかというと、旅路(夢中飛行)、人生のメリーゴーランド、海の見える街、Norwegian Woodを聴きながら街を歩くと幸せになれますよ。